友達のとも昇降口で別れ 誰もいない教室に向かう

相変わらず台風の勢いは変わらず むしろ雨の勢いは強くなっているかもしれない

「ホントに帰れるの これ(汗)」

ちょっと心配になりつつ ぼーっと窓の外を眺めていた







「お待たせ。ごめん ちょっと遅くなっちゃったね」

しばらくして教室の入り口から先生が声を掛けてきた

「でも この雨だと車でも凄い大変そうじゃない?大丈夫?」

窓の近くに座っていた私のところに近づきながら 一緒に窓の外を見る

「あー、これちょっと酷いな。どうする、近くで 飯一緒に食ってから様子見る?」

「私は大丈夫だけど・・・先生は平気なの?」

「俺は大丈夫だよ。お前は家に連絡入れておいたほうがいいんじゃない?」

「やったvvすぐ連絡する〜」

滅多にないチャンス ちょっとこの台風に感謝しつつ自宅に連絡すると

そのまま先生の車に乗りこんだ



自宅に近いファミレスへ移動する車内

物凄い緊張感に包まれる


『うわぁ〜〜どうしよう(汗)何話せばいいのかもう訳分からないよぉ』


パニック状態の私を横目に クスッと笑いつつ

さ・・・」

「え・・あ、何?」

「卒業したら 進路どうするの?」

進路か・・・




実は夢であったスポーツインストラクター

故障が多いせいもあり断念せざるを得なかった

それで進学しようか 就職しようか迷っている




「うーん、どうしようかなぁ」

「おい・・・まだ決まってないのかよ(笑)」

「うんと、ちょっと色々あって迷ってるんだ」

「色々ねぇ(笑)」



一度会話が始まれば途切れることがなく延々と

気が付けば目的地に到着






外の暴風雨とはうって変わって 静かな店内

だけど 私達の席だけは車内と変わらずに中学時代の

先生達の話で盛り上がっていた






時間は流れるように早く過ぎ去り

ふっと店内の時計を見れば 20時前


「そろそろ 雨も落ち着いてきたみたいだし、行こうか?」



『嫌だ』って言いたい 気持ちを堪えて

ただ笑顔で頷くしかなかった・・・・