「なんでまた 怪我なんか(汗)」

あの後 電話を切りすぐさま 駐車場へ向かうと

既に北山が自分の車の前で待っていた


「なんかねぇ 相手チームの人と接触しちゃったみたいなんだよね」

「で、ヤスはどうなのさ?」

「まだ 詳しくは聞いてないけど、自分で歩くのは無理みたい」

「ま、立ち話もなんだから 早く行こうや」



そうして 奴らが試合をしている運動場まで道を急ぐ


車ではグランドまで行くことができない

道沿いに車を止め クラクションを2回鳴らすと

「ここで 待ってるから、ユージ連れて来てくれる?」

「はいよ、じゃあお前さんここだと邪魔になるから

この先で待っててくれない?」

「了解」

車を降りると、北山は車寄せがあるスペースまで

車を走らせた



土手まで駆け上がると 「おーい」と声を上げて大きく手を振る


「こっちですー!!」

埜絵瑠ちゃんが気が付いてくれて手を振っている

手を振る場所まで一気に走っていた

「お待たせ。今 あっちに北山が車付けてるから・・・」

息を切らせながら話す

大将もすまなそうな顔をして

「わりぃ 酒井 こいつ頼むな」

声を掛けてきた


「了解。ほら、ヤス立て・・・なさそうだな(汗)
ちょっと大将 そっち手伝って」

2人でヤスを抱え上げ ゆっくりと車まで運んで

北山が前もって調べておいてくれた病院へと向かった