「さーて、話を聞かせてもらいましょ?」

食事を済ませ、一息ついたところで

その後に陽一くんから告白された事を白状した


「よーちゃんって優と同い年だよね?告白されたの?」

「うん、返事はまだしてないけど。仕事の事とか宏輔の事とかで

そんな事まで頭回らなくて・・。そしたら 返事はまだいいからってそのまま」


「なぁるほどねぇ。で、どうなの?」

「どうなのって・・・そんなすぐには」



「すぐには確かに返事できねぇよな」


部屋の入り口を見ると そこには村上さんがひょいと鈴音の部屋へやって来た


「立ち聞きしてたの?」

ジッと鈴音が村上さんを睨むと

「おせーから 呼びに来たんだよ」と慌てて答える


「ん?これから何かあるんですか?」

「あぁ。来週 ストリートライブやるんで歌う場所の使用許可もらいに

駅前の交番まで届け出しに行ってもらって。他皆で打ち合わせ」

「久しぶりにやるんですね」

「埜絵瑠ちゃんも見に来れば?ヤスは来るなって言って見た事ないでしょ?(笑)」


たまに皆で平日の夜集まってストリートライブをしているのは知っていたけれど

恥ずかしいから見に来るなと優が頑として見に行くのを許してくれなくて

未だ行った事がなかった

「いいのかな・・・怒りそうだけど」

「俺が来いって言ったんだからいいよ。文句は言わせねぇ」

「てつ かっこいいじゃん」

まぁなと笑いながら言うと 鈴音に使用許可の書類を手渡し店へと戻っていった


「さて、私も家に戻らないと」

「泊まっていけばいいのに」

「今日はやめとく。明日は会社に行くの最後だから色々とね?(笑)」

「そ?それじゃお店まで送っていくよ」


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その頃、カウンターの方では他のメンツも揃い歌う場所と曲選びで打ち合わせをしていた

「そんじゃ、場所はタケシの店の前で時間は9時くらいでいいか?」

「ん、いいよ。それ位なら黒ぽん平気?」

「大丈夫だよ。親父が店出れるから深羽と2人で任せられるし」

「おっし、後は北山だな・・」

「俺の都合は聞かないのかよ」

「んぁ?酒井なんか用事あんの?」

「いや、別段ないが・・」

「だろ?ならいいじゃん」


何か言いた気な酒井をよそに「あとは北山だけだな」と手帳に書き込んだ