それから10分もしないうちにからの返信メール。





『メール返してくれないかと思ってた。時間平気ならこれから優の家に行ってもいい?』






『いいけど』








と一言だけ打ってまた送信。

逢いたい・・って気持ちはあるんだけど、どうしても・・・・ね。







自宅に戻り、風呂に入ってから一息ついているとインターフォンの音。



「はい、誰?」



ちょっとぶっきらぼうに言ってみる、きっと彼女だと思うから


「私・・・・」

「どうぞ」




表玄関のロックを解除してを上にあげる
玄関前についたらしく、インターフォンが鳴ってドアを開けると
俯いたままの彼女がそこにいた。

「・・・・・」

俺は何も言わず玄関を開けたままリビングに戻ると
後からもリビングに顔を出した。
すると、いきなり

「この間のことなんだけど・・・」


と、核心に触れる






っと、まぁこういうことなんだけどね。



単にやきもちなんだ



子供みたいな事を言っちゃうけど・・・
でもさぁ、好きな人が他の異性と一緒のところを見ていい気する恋人がいる?
俺はそゆのがイヤなの。
たとえそれがメンバーだったとしてもね。


結局、その男って言うのが仕事先のお得意さまで仕事を終えてちょっとお茶してた
だけだったらしいんだけど
ん〜・・でも・・・ね?



「ねぇ、優。そろそろ機嫌直してよ」

「もう他の男と話さないって約束してくれたらね・・」




俺もまた無理なこと言ってると思う。
別に、マジでそんなこと言ってるんじゃないけどさ
ちょっと意地悪。



「そんな・・・仕事出来なくなっちゃうじゃん」

「じゃあ、許さない」

「そんな我侭言わないで」

「やだ・・・」

「・・・・・・・・」



凄く困った顔をして俺を見てる。
しばらく黙ってたかと思うと急に顔を上げ



「わかった!!」

「は?何がわかったのさ?」



「もう優以外の男の人と絶対に話さない」






え!?うそ、マジで?!
いきなりすっきりした顔で言い切ってるし・・・
意地悪で言っただけなのに(汗)




「だって、仕事どうすんのさ?異性と話せないとやってらんだいだろ?」

「優が『話すな』って言うんでしょ?しょうがないよ・・・だから私からもお願いがあるの」




「なにさ?」




何気なく聞いたのがまずかった・・・・いや、『俺以外の男と話すな』って言った時点で
俺の負けだったかもしれない






「優も私以外の女の子と話しないでね」






しまった、満面の笑みで言われてしまった
俺の仕事だって、異性と話す事が多い。
ラジオなんてもってのほかじゃん!!








これって、俺・・ものすごく不利な状況??









しばらく黙ってるといきなり笑い出して


「うそうそ(笑)優がラジオとかで話せなくなっちゃうよね?」

「そうだよぉ〜、俺がラジオで話さないとまた皆に色々言われるし」



良かった、いつものに戻ってくれて
だけど、またまじめな顔して




「だけどね、私もいつもラジオとかテレビで見てるとき同じような事思ってるのだけは
忘れないでよ」




そっか、も同じコト考えてたんだ
ちょっと反省しつつ・・・・



「それじゃあさ、仲直りに一杯どお?」

「なにそれ?(笑)何があるの?」

「ワインのいいやつもらったんだ。飲むでしょ?」

「もらう〜〜!」



お互いの反省会を終えたところでグラスを傾ける
夜はまだまだこれからだしね






ゆっくりゆっくり話しよ









・・・・・・・・翌日・・・・・・・・・・

「おはよ〜」

「遅かったじゃん。どうしたのさ?」

「あ〜、夕べさが来た」

「ちゃんと話した?」

「まね、色々逆襲もあったけどもう大丈夫だから」

「逆襲ねぇ(笑)」




苦笑しながら北山さんはそのまま自分の歌入れにブースに入ってしまった。
自分の知らなかったところで彼女も色んな思い抱えて
それに気がつかなかった自分にすごく反省させられた




まだまだ俺も精神的に子供だよなぁ




このやきもち焼きはいつ治るんだろ
はぁ〜・・・



ゴチッ



「いて・・」

「よぉ、仲直りしたか?」

「てつまで・・・・、ちゃんと仲直りしました!」

「おしおし、それじゃ心置きなく歌撮りに専念できるな」





・・・・・やな予感・・・・・・




「なに?それ、どゆ意味?」


恐る恐るリーダーに聞いてみると





「今日から7日間はスタジオにこもるからよろしく」


そういうとそのまま手をヒラヒラ振りながらどこかに行ってしまった







・・・うそだろぉ〜〜〜!!(涙)