・・・・数日後・・・・
仕事も終わり 自室のパソコンを立ち上げる
結局 告白の返事をしたあの後は お店に戻って
再び飲み直していた
その時に自分のメッセンジャーのアドレスを教え
夜になると遅くまで 2人で話す事が
ここ最近の日課になっている
あ、埜絵瑠ちゃんきたかな?
:お疲れ
声をかけると ほどなくして返事が返ってくる
:疲れた〜、休み前に予約がいっぱい入っちゃって
:じゃあ、土曜の夜はここで話すのはやめとく?
:ううん、大丈夫。そうだ、日曜の話 優から聞いた?
:試合の事かな?
:そう
:日曜さ、雄二と会う約束してるから断ったんだ。でも
自分の家にはいるから 何かあったら連絡して。
:うん、ありがと
:そういえばあの日大丈夫だった?朝帰りして
:大丈夫、鈴音の家に泊まったって皆には言ってあるから
:え?俺の事話してないの?
:知ってる家だけに 話づらくてまだ・・・
:(笑) いいよいいよ、今度そうしたら挨拶っていうのも変だけど
埜絵瑠ちゃんのご両親の所に行くから。俺の方はもう親父達には話しあるから
:あ・・・あは。
そんな他愛もない話を2時間3時間と続け 気が付けば時計の針は
午前1時を過ぎていた
:埜絵瑠ちゃん、もう1時まわってるけど
:明日 トリミングの講習に行かないといけないんだ
:それじゃ、俺もそろそろ寝るかな
:うん、おやすみなさい
:おやすみ
そうしてパソコンの電源を消し 布団に入る
待っていた分まで 今まで以上に
彼女を愛してあげられるような男になろう
机に置いてあるフォトフレームの中には
この間2人で撮ったばかりの写真が飾ってある。
「おやすみ」
写真の中で微笑む彼女に再び声をかけ 眠りについた
****** 5ツ坂商店街 北山編 END ******