急いで 自宅に戻ると既にお店は開けていて
優は私がするつもりだった品物の検品も終え、補充も
もう終わる頃だった。
「ただいま。あ、これ検品しておいてくれたんだ。ありがとね」
「いいよ いいよ。んで、用事は済んだの?」
「うん、店 優に任せっぱなしにしてたしね(笑)
飾る花だけ買ってきたから活けておくね」
自宅の方にまわろうとすると優が
「え・・・それ店に飾る奴?てっきり誰かに持っていく奴だと思った」
「なんで?」
「だって カードが入ってるよ」
指差し、カードが見える所を教えてもらうと青い封筒
封もしていないそれを開けてみると 手紙が1通
『今夜 時間開いてるかな?
もし大丈夫だったら19時に駅の改札で。
あとでメールもらえる?』
文章と共にアドレスがその後に続けて書いてあった。
どうしよう。
特に用事がある訳じゃないけど
これって、やっぱデートだよね・・・
手紙をじっと見つめ 頭の中で考える。
「・・・姉貴?おいってば、顔赤いよ」
「え?」
「何書いてあったん?」
「あー、何でもないよ。これ飾ったら品出しするから」
慌てて手紙をしまい、何も無かったかのように花を活ける為
一度 自宅へ花瓶を取りに戻る。
そして忘れないうちにとメールの返信を済ませ店へと戻った。