このうだるような蒸し暑さ
さすがにそろそろクーラーでもつけないとやってられん
ラジオの収録を終えて自宅に戻り、電気をつける前にクーラーのスイッチを入れる
部屋が涼しくなる前にひとっ風呂浴びてくっかな・・・・
この時期ならではの湿気でTシャツやズボンがまとわり着いて気分が悪い
あ〜!さっぱりしないとマジでやってられん・・・・
仕事の疲れと一緒に汗を流しタオルを腰に巻いたまま出てくると部屋はちょうどいい
温度に保たれていた

やはりこうでなくては

冷蔵庫から冷えたミネラルウォーターを飲みながら自分の部屋に向かいゲームの
続きおば・・・とベッドに座った瞬間

だ・・誰かいる?・・ってだよ

とは付き合いだしてまだ2ヶ月程、も、勿論清い交際ですぞ!
って、俺何ひとりでぶつぶつ言ってんだ?まぁいいや
それにしてもよくこの暑さで寝ていられたな
あ〜あ〜汗かいちゃって・・・・
額に浮き上がった汗をそっと身に付けてたタオルで拭いていると
「う・・・うぅん・・・。あれ?雄二さん、帰ってたんだ」
「ああ、今さっき帰ってきたとこ」
「おかえり・・って、私の部屋じゃないや(笑)」
可愛いなぁ
あまり使わない言葉を彼女に対してはついつい使ってしまう
「ね・・ねぇ?雄二さん」
「ん?何?」
「もしかして、何も着てない?」
・・・・・・・・・・はっ!!・・・・・・・・・・
「あ!ち、ちょっと待て。今、何か着るから」
俺は慌ててインナーとズボンを見に付ける
しかし、さすがに風呂上りでTシャツを着る気にはな
「すまんな。もういいよ」
「うん、って上着てないじゃない」
「うちにいる時くらいは風呂上りの直後に上は着ない」
「ふぅ〜ん・・・」
そう言いながらは俺の胸に顔を埋めて来る
ちょっ、ちょっと待て(汗)心の準備が・・・
「(くすっ)雄二さん凄いドキドキしてる。もしかして緊張してるの?」
「え、あっ、いや、そんなことは・・」
「動揺してる(笑)」
ううむ、これは俺を誘っているのか??
その誘いに今現在、のってしまいたい自分とブレーキをかけている自分が壮絶な
バトルが行われている
「・・
「ん?なあに、雄二さん・・」

一瞬の間

お互いがお互いを見詰め合ったまま言葉をかけない
・・・・いや、言葉は必要なのだろうか・・・・

北山や安岡ほど俺は気のきいた言葉をかけてやれないし
こと、恋愛に関しては不器用な部類だ。
そんな俺がここで何か言葉をかけても自爆するのがオチ

しかし、俺の心臓よ!何故そんなに心拍数を上げるのだ!!

「どうしたの?」
がまっすぐな目で俺を見つめる
そんな目で俺を見ないでくれ・・・
その誘いに乗ってしまいたくなってしまうではないか

・・・・乗ってしまえばいいのか?・・・・

自分の中の迷いがなくなった時
瞳に導かれるままにそっと
ごく自然に彼女に口付けていた
甘く、柔らかいその感触を楽しむように

「ゆ・・雄二さん?」
「何?」
「ここじゃ嫌・・・ベッドまで連れて行って」
「しょうがないな(苦笑)」
いわゆる『お姫様抱っこ』をして自室のベッドへ

薄暗い自室の中
2人だけの甘い時間
誰にも邪魔され・・・・

pi pi・・・pi pi・・・・

んだよ!!(怒)
こんな時間に電話なんぞしてくる輩は
携帯の表示画面を見ると・・・・電話の主は安岡だった
「もしもし〜〜酒井さん??」
「なんだよ、こんな時間に」
「あに怒ってんのさぁ〜?今、どこにいるの?」
「家にいるけど」
「ねぇ、じゃあさ今からこっちおいでよ〜。例のバーにいるから」

頼む・・・・とこれからって時に邪魔しないでくれ

「悪い。今日はパスするわ」
「え〜〜っ、つまんないなぁ〜。じゃあさ、今から皆で酒井さん家に行っていい??」

ちょっと待て!!それはもっと困る!!

「ほんと悪い。今日は体調悪いからもう寝るんだ、また今度誘ってくれ」
「えぇ〜。リーダーと一緒に行こうと思ったのにぃ」
おいおい、冗談じゃない
こんな時にリーダーまできたらどうすんだよ(汗)
「それじゃあ、また明日な。切るぞ」
安岡の返事もきかずさっさと切ってしまった
ついでに電源も切っておいて・・・

「誰から?」
「安岡だった」
「どうしたの?」
「これから飲みに来いって」
「で、『体調が悪い』って言ってたのね(笑)」
「そうそう」
「嘘つき(笑)」
「なんとでも・・・・」

その続きを言わせないように再びに口付ける
今度はもっと深く・・・深く・・・

「ちょっと待って」

彼女がそう呟くと、そっと起き上がりブラウスのボタンをはずし始める
自分を覆う全てのものを脱ぎ去った
その姿は薄暗い中にもライン表すシルエットが
とても綺麗で・・・・

「そんなにジーっと見ないでよ」
「恥ずかしい?」
無言で頷く彼女
「おいで・・・・・」
手を差し伸べるとその腕の中にが飛び込んでくる
俺は壊れ物を扱うようにを優しく抱きしめた
「実はね、私も凄いドキドキしてるの」
「緊張してる?」
「うん、ちょっと」
そのままの胸に耳を直にあててみる
俺より緊張してないか?!
女の子は俺が思っているよりも
もっとデリケートなのかもしれんな

「お互いに緊張してんだな(苦笑)」
2人ともクスッと笑てしまった。
そのままをゆっくりベッドの上に横たわらせながらキスの雨を降らせる
熱を再び呼び起こすように・・・・

最初は緊張していた彼女だがすぐに潤んだ目で俺を欲しがってくる
俺もそれに応じるように知り得なかったのすべてを探っていく
そしてもまだ知らない俺を今夜知って欲しい
お前の体温と俺の体温がひとつにになって・・・・・
 

-------溶けてゆく-------

腕の中にを抱き余韻覚めやらぬまま外に耳を澄ますと
・・・・雨が降ってるのか
「なぁ、起きてるか?」
「・・・・・ん、どうしたの、雄二さん?」
「いや、また雨降ってんな」
「しょうがないよ、まだ梅雨明けてないもの」
彼女はそう言うと俺の方に顔を向けた。
まだ色を残した彼女の表情
うう・・・・また誘惑に負けるのか?
負けるな俺!!
「梅雨ってさ、2つのタイプがあるの知ってる?」
「2つ?」
「ああ、陽性と陰性があるんだよ」
「へぇ・・・知らなかった」
「雨が激しく降ったかと思ったら、強い日差しが照りつけたりして変化が大きくて、気温は高いのが陽性
陰性は雨の降り方はあまり強くないけど、雨や曇りの日が長く続いたりして気温は低いんだ。」
「今年の梅雨はどっちだったんだろ?」
ううん・・・・俺もそこは悩むな(汗)
言い訳するわけじゃないがなかなか外に出る機会がめっきり減ったからなぁ
雨降ってんだか降ってないんだかまずもって気にしていなかったのが現状だったし
「明日は晴れるかな?」
「明日は晴れるかもしれんな」
「なんで?」
「俺ら外で仕事だから(笑)」
「そうだよね〜、晴れ男だもんね皆」
「何で明日晴れて欲しいんだ?」
「友達の結婚式なんだ」
「だから晴れて欲しいのか・・・・教会式なのか?」
「・・・う・・・・ん・・」
「じゃあ、ブーケちゃんともらってこいよ」
「・・・・・ぅん・・・・」
・・・・ん?・・・眠ってる??
俺も明日仕事だし寝るとするかな
このまどろみの中腕にいる彼女を包み込みながら・・・・


〜TEA BREAK〜

なぜか友人らに見せたらウケていた(汗)
こんな雄二さんでいいのでしょうか??