激しい雨が昨日から降り止まず

ガラス窓に張り付くように雫がいく筋も流れては落ちていくのを

ただじっとそのガラス越しに眺めていた



自分自身の心を映し出すように

曇った空   


いまだ晴れる様子すら伺えず






いま アナタはどこにいるの?


溢れそうな想いをその空へ投げてみる





〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜 〜〜





「うわ、降ってきちゃったよ」

仕事が終わり 局のロビーから見える景色は雨のせいか

寂しげな空気に包まれていた。


「あ〜 うす曇だったけど降らないって踏んでたんだけどな」

「何、酒井さん歩きなの?」

「時間余るだろうから 今日はふらっとあてもなく街中を

散策しようかってな」

「ふぅん そうなんだ。傘持ってるの?」

「心配すんな、そこのコンビニで買えばいいし。そいじゃお疲れさん」

「じゃあね、お疲れ〜」


手を振ってると 携帯の着信を告げる音

だけどコールは3回位であっけなく切れてしまう

履歴を見ればからだった


なんの躊躇いもなくコールしてみると

ちょっと掠れた声の彼女が出た



「ごめん、仕事中だったのに」

「もう終わったんだ。今日はこの後はフリーなんだけど」

「そっか、お疲れ様」

「・・・・風邪ひいた?」



話すトーンすら なんだかいつもと違うね




「別になんともないよ、ただ声聞きたくなって」

「ふぅん」

「・・・ホントになんでもないってば。ごめんね忙しい時に」


慌てて電話を切ろうとする彼女

だけど 何でもないのに電話してくるような君じゃないのは

俺がよく分かってる


いつも 不安になるとそうやって平静装った声で話してる事

自分でも分かってないでしょ?

それすら いとおしく思える



だけど それは自分で気づくまで教えない



、今 自分の家でしょ?待ってて行くからっ」


「え?だって優 仕事・・」


「もう 今日は終わりだって。だから待ってて」


それだけ伝えて通話を切り

君に逢いたくて 慌てて 

雨の中に飛び込み傘もささずに街中を走り抜ける


その後の続きは 君と逢ってから−−−−−−−





TEA BREAK
復活したと思えばこんなもの(爆)
これ書き始めたの1年前・・・なげーよ<自分
このタイトルは好きなface to aceの曲から完全タイトル
先行で書いてみました。

大好きなのよねぇ この曲w
しかし 雨の中を走ってもらったのは一番ヤングな人。