俺は今日、重大な決心をしてきた!

そこっ!何を笑ってる!?

いままで生きてきた中で一番緊張してるんじゃないのか、もしかして



って何をそんなに緊張してるのかって?

実は・・・



安岡 「え〜!?酒井さんが告白するの!」

酒井 「しっっ、声が大きい」

安岡 「めんごめんご(笑)で、俺たちにどうしてほしいの?」

酒井 「いや、告白の仕方なんぞをな・・・教えてほしいなって」

北山 「で、俺たちに白羽の矢が立ったって訳だ(笑)」



レコーディングの休憩中、ちょっと2人を呼び出し相談した。



北山 「でもさ、雄二の思ったことをそのまま言えばいいんじゃない?」

安岡 「そうだよ、酒井さんの気持ちをちゃんに言えばいいんじゃないの?」

酒井 「だから、それをどう言えばいいのか分からんから相談してるんだが・・・・」



そうぐだぐだ言っている時、北山が俺の両肩を『ぽんっ』と叩き



北山 「大丈夫だって。雄二、リラックスしていつもどうり話してればきっかけがつかめるから」



そう、ニコニコしながら結局結論が出ないまま休憩時間が終わった。



待ち合わせはこの後、仕事を終えて連絡して彼女を迎えに行く

不規則な生活をしてるから会う時間は夜が多く

夜道を女の子が、ましてや大事なちゃんが歩いてたら

いつ変な野郎どもが出てくるか!

不安だったので彼女の遠慮も押し切って迎えに行くようにしたんだよな。



愛車を走らせ彼女の家の近くに車をつける

そして、携帯を取り出し



『今、家の近くに車つけたから。』



と、メールを打ちすぐ送信。

それから程なくちゃんが<コンコン>と窓ガラスを叩く



「よっ。こんばんは」

「こんばんは、いつもすいません。迎えに来てもらって・・・」



すまなそうに彼女が言うもんだから



「いや、そんな事ないっすよ!こんな夜遅くに女の子を歩かせてはいかんからね」



いつも以上に声が上ずっているのが自分でも分かるじゃないか・・

だ〜〜っっ!!しっかりしろ俺!!

思わず自分で自分の顔を2〜3回パンパン叩いてると彼女が不思議そうな顔をしてこっちを見てた



「さ・・・酒井さん(汗)今日、疲れてるんじゃ・・・・。出かけるのやめます?」

「大丈夫。さ、行きますか」



ちゃんを助手席に乗せ車を走らせる

目的地は横浜

ちょっと美味いもん食わしてくれるところがあって

それをちゃんに話したら『行きたい』と大分前に言われたんだよなぁ

仕事忙しくて遅くなってしまったが



美味しい食事をに舌鼓を打ちながお互いの近況を話したりと楽しい時間を送り店を出る



さてここからですぞ・・・やばい・・緊張してきた



「ちょっと歩かない?」

「はい、いいですよ。」



いつもは早足の俺だが、今日はちゃんに合わせてゆっくりと海の見える公園まで歩いていく

そんなに時間もかからずに公園に着くと・・・・

・・・・今日に限ってなんでこんなにカップルが多いんだ?!



「カップルが凄いですね(汗)」

「あぁ、俺は別に構わんが・・・ちゃん俺とカップルだと思われちゃうと何だろ?」

「平気。ありがとう、気を使っていただいて」

「いやいや、ま・・俺は別に俺はそれはそれでもいいんだが・・・(ぼそ)」

「へ?なんか言いました?」

「やっっ・・・べっ・・別になにも。こっちの話」



そう言うと、ちゃんはそのまま海岸沿いを何事もなかったかのようにゆっくりと歩きだす

先に見えるライトアップされた船がとてもきれいだ



「俺のこの気持ちもこれくらいぱっとならんものか・・・・」



「何か悩み事あるんですか?」

「・・・・・・・・」

・・・・・・・・・はっ!・・・・・・・

だぁぁぁ〜〜!!つい、思ってることを口に出していってしまったではないか

まずいこれは非常にまずいぞ

どうする酒井 雄二!!



「いやぁ、なんていうんだろうな。ほら、こう自分の気持ちをぱぁ〜〜っと明るく

出来ないもんかってなって思うんですわ」

「そ・・・そうなんですか(汗)」

・・・だめだ、手ごたえがないぞ

ちゃんに俺の肺肝を披こう(はいかんをひらこう)・・・と思いましてな」

「はいかん?ひらく?」

いかん・・・引いてるだろうな(涙)

そして俺は『肺肝を披く』についてちゃんに言葉の説明をはじめる。

ううむ、ちゃんとご理解いてだけたかな?

なんともストレートに言うのが苦手な俺だから

自分の気持ちを相手に分かってもらうには時間がかかる



なんとなくちゃんは察してくれたのだろうか

しばらく黙っていた後、彼女はとても素敵な笑顔で

「そう意味だったんですか。酒井さん難しい言葉知ってるんですね^^

尊敬しちゃいます」



いや、そうじゃない・・尊敬してもらおうと思っていったんじゃなくて・・・・





このあとどうなったかは神のみぞ知るってことでご勘弁を。







〜TEA BREAK〜

埜絵瑠です。

以前 運営していた際にもも様から頂いたキリリク【不器用に口説く酒井さん】

必要以上に緊張しながら告白を・・・・とは思いつつ

最後の一押しが足りぬ。

そんな感じで書かせていただきました。

いかがでしょうか?(不安)



ちなみに[肺肝を披く]って言う意味は

『胸の内を打ち明ける。』

です。

使い方間違ってないだろうか・・・っていうことだけが

非常に心配。